生成AI・ChatGPTなどの登場により、PCに直入力していたブログの書き方も大きく変わってきています。
AIが登場する前からも「ブログはオワコン」といわれ続けてきましたが、生き残ってきた個人ブログも本格的に厳しい戦いとなっています。
なぜAIの登場によりオワコンとなるブログが増えたのでしょうか?
AI時代でオワコンになるブログと生き残るブログについて考えてみましょう。
AI時代に個人ブロガーはどう生きるか?
AIの登場により個人ブログはどうなったのか?
まずはAIの登場により、PVや収益が激減したという個人ブロガーは少なくありません。
実際に僕自身も6つのブログを運営していますが、2つのブログにおけるPVが1/10まで落ちました。
絶望的~!
どのような変化が個人ブログに起こったのかを考えてみましょう。
誰でも記事を量産できるようになった
ChatGPTを中心としたAIの発展により、誰でも記事を量産できるようになりました。
インターネットにある答えを基にAIは学習していきますから、その文章の精度もどんどんよくなってきています。
誰でも記事を量産できるということは競合が増えるということを意味しています。
ライバルが増えることで記事の差別化が難しくなりますし、順位が落ちる可能性が高まるわけです。
ライバルが増えるの厳しい!
ドメインパワーの強い企業・サイトがより強くなった
これまでライターを雇っていた企業がAIも使うようにもなってきました。
量産できるのはブロガーだけではなく、企業も同じなんですね。
同じような記事が並んだときに、上位表示されるのはドメインパワーの強さが差となります。
企業はその信用性からドメインパワーが強く、上位表示されやすくなります。
ドメインパワーが低い個人ブログが淘汰されるケースもかなり増えましたね。
企業サイトが増えた!
グーグル検索で答えがトップに表示される
Googleで検索すると最上部にGoogle側がAIで回答をするようになりました。
ここで答えが出るような内容の場合、そこからさらに検索はしなくなってきています。
検索1位をとっても20~30%のクリック、2位以下になればどんどんクリック率は低下してきます。
検索1位を取ったとしても、さらにクリックされない可能性が高まっているわけです。
Googleもいじめてくる。。
AI時代にオワコンになるブログ
AI時代となってオワコンになるブログはどのようなブログなのでしょうか?
実際にPV激減したブログを例に考えてみましょう。
普遍的な答えがあるブログ
普遍的な答えがあるブログは厳しいですね。
営業マンのブログを運営しているのですが、言葉の意味を説明したような記事は軒並み圏外に飛ばされました。
例えば「ゼネコンとは?」「ゼネコン 意味」のようなキーワードを狙った記事は、当時上位表示されていて月500PV程度は獲得していましたが、今はゼロです。
企業による記事にもはや占領されていて、ここからどうリライトしても上位表示は難しいでしょう。
答えのあるキーワードは無理ゲー!
企業が量産できるブログ
キーワードを基に企業が量産できる記事も大ダメージを受けました。
「上司」「部下」「残業」この辺のキーワードを狙って、たくさん記事を書いてきましたが、企業がここを狙って大量に記事を投下しています。
転職サイトが自身の集客につなげてきているんですね。
ここに個人ブロガーが挑んでも勝てません。
企業が自社サイトに誘導したいキーワードで量産できる記事もレッドオーシャンとなりました。
企業が書いてきたらもう勝てない。。
AIが学習したら書けるブログ
生まれたばかりの新しい言葉や新しいサービスについては、情報が少ないのでAIは書くことができません。
ココは個人が戦える市場ではあるのですが、結局時間が経つと情報が増えてきてAIが書けるようになります。
AIが学習したら書けるキーワードはいずれ淘汰されます。
ブログはインターネットに残る資産といわれてきましたが、長く生き残れないとなると資産とはいえなくなってきていますね。
ブログは資産といえない時代。
AI時代に生き残るブログ
AI時代に個人ブロガーはどう戦えばよいのでしょうか。
AIに代替されない価値(アンカー)を個人ブロガーは探さねば生き残れません。
AIが大体できないことを「アンカー」と呼んだりします。
AIのアンカーを探して生き残るブログについて考えてみましょう。
書き手の物語・言葉があるブログ
書き手の物語や言葉があるブログは生き残れる可能性があります。
ブロガー個人に読み手(顧客)をつけるということですね。
ブログやブロガーを指名検索されるようなブログを運営している人は、SEOで上位表示されていなくても集客することができます。
SNSをうまく活用している人が強いジャンルですね。
芸能人のように影響力がある人のブログは上位表示されなくも読むじゃないですか。
日記のようなブログでも、その人の発信が魅力的であればSEO関係なく読まれるので、AIが代替することはできません。
AIの最大のアンカーは「ブロガー自身(人)」を売るということになるでしょう。
その「人」を売るってのが難しいんだけどね。
穴場SEOを狙う
AIが登場する前から「ブログはオワコン」といわれ続けてきました。
穴場キーワードを探さなければいけないのは、ハードルが上がっただけで今も昔も変わっていません。
結局Google検索の上位表示を狙うSEOは、どれだけ穴場を探すかというゲームでもあったからです。
AIでも企業でも書けない(書かない)ジャンルの穴場キーワードはまだまだ眠っています。
例えば、コブラの飼育をする人は少ないから、コブラの飼育ブログをすれば上位表示を獲得しやすいわけです。
需要は少ないけれど確実にあるキーワードやジャンルを探すことが、個人ブロガーの戦い方であることは変わりません。
穴場キーワードを探すんだ!
AIを味方につけたブログ
AIは敵ではありません。
AIに対抗しても勝てませんから味方につけることも個人ブロガーの戦略です。
AIを使うことで個人ブロガーも記事執筆の時間を大幅に削減できますし、アイデアを発掘することもできます。
ChatGPTは無料でも使えますからうまく活用することをおすすめします。
ブログに特化したAIサービスも増えてきています。
ChatGPT搭載の「ラクリン」は個人ブロガー向けのサービスで、記事作成からアイデア出しまで無料から利用できます。
AIをうまく使うことで個人ブロガーも効率的に戦いましょう。
AIは敵じゃない!
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【AI時代のブログ戦略】AIでオワコンになるブログと生き残るブログとは?まとめ
AIの登場により、確実に個人ブロガーの戦い方はゲームチェンジしました。
いくら工夫して書いても勝てないキーワードやジャンルが生まれています。
どうやっても勝てないレッドオーシャンではなく、ブルーオーシャンを探すことが個人ブロガーの生き残る道です。
AIに代替されないアンカーを探してブロガーは戦っていきましょう!
やめるな!生き残る道を探すんだ!